Oxford Reading Clubの使い方ガイド
Hi everyone! ナマケモノ先生です。
Oxford Reading Club(ORT)をお申込みいただいたみなさん、ログインはお済みでしょうか?
今回はORCの使い方を具体的に説明させていただきます。
レベルチェックテスト
はじめてORCを使う場合、レベルを診断するテストを受けることができます。
まずはテストに挑戦してみましょう!
テストの結果をもとにおすすめのレベルを教えてくれます。
本の選び方
本テスト結果からすすめられたシリーズから始めてもそうでなくても構いませんが、本の選び方は基本的に2つあります。
①リーディングチャート
全1,001冊を難易度順に並べたリーディングチャートというものがあります。
これを使うと、次に読めそうなレベルの本が一目でわかります。
本のタイプにこだわりがない場合はこの通りに読み進めるのがおすすめです。
②シリーズから本を選ぶ
ノンフィクションが好き!とかORTシリーズを読破したい!などのこだわりがある場合はシリーズから読み進めることをお勧めします。
※ORT(Oxford Reading Tree)シリーズとは?
ORTはイギリスの小学校の80%以上が国語の教科書として採用していて、かわいいキャラクター達と「オチ」のある面白いお話が人気のシリーズです。
ネイティブ向けに作られているものの、丁寧なレベル分けと重要表現が何度も使われる構成が英語学習にとても効果的であることから、日本でも多読入門書として非常に人気があります。
どのシリーズから始めればいいか分からない!というときはぜひ、ORTシリーズを!
読書を深める5 Steps
ORCにある本のほとんどは以下の5つのステップが用意されています。
Step 1 – Warm up: 本に出てくる単語をクイズで予習
まずは本文で使われる重要単語を予習するために、クイズに答えます。
英単語が聞こえるので、その単語と一致する絵を選ぶという問題です。
Step 2 – Listen up: 音声と絵だけを頼りに、話の流れを理解する
文は全て隠れた状態で音声が流れます。絵を見ながらストーリーを追いましょう。
ちなみに音声はアメリカ英語とイギリス英語の2種類から選べ、音声のスピードも変えることができます。
聞き取りにくかったときはもう一度聞くことも可能です。
Step 3 – Read: 英文を実際に読む
絵本の文をタッチすると英文が読み上げられますので、音声の後に繰り返したり一緒に読んだりしてみましょう。
辞書機能がついていて、単語をタッチすると発音や意味、例文を確認することができます。
さらに辞書で調べた言葉を「単語帳に登録」することで、自分だけの単語帳を作成することもできるという素晴らしい機能もついているんです。
Step 4 – Speak up: 本文中にあったフレーズを音読し、録音する
本文で使われた文を復唱し録音することでリスニング力とスピーキング力を鍛えることができます。
音声は何度でも聞くことができ、録音も何度でも撮り直しすることができます。
Step 5 – Wrap up: 内容理解を確認するまとめクイズ(スペリング問題もあり!)
話の流れを問う問題や重要単語のスペルを問う問題など、様々なタイプの質問が用意されています。
並び替え問題がほとんどなので、難しさを感じることなくサクサク進められると思います。
全てのステップを終えると、絵本の右上にメダルがつきます。
こうしてどれだけ本を読んだか視覚的に分かることで達成感を感じられますし、メダルを集めたいという気持ちが学習意欲をかきたてます。
皆さんにはぜひ全ステップをクリアし、メダル獲得までやりきってほしいものです。
絵本だけと侮るべからず!レベルが上がっていくとシャーロックホームズのミステリー小説や「赤毛のアン」「クリスマスキャロル」のような古典名作などの読み応えのある作品の取り扱いもあり、中高生や大人の多読にも最適な内容のものが増えていきますので、年齢を問わずに楽しめます。
※上に紹介した5 Stepsは上級者向けの本には全てそろっていないことが多いです。
例えば単語クイズや音声の読み聞かせのステップはなく、自力で読み、分からない単語はクリックして辞書機能を使うといった使い方しかできません。
レベルや年齢を問わず総合的に英語力が身につくおすすめなツールです。
ぜひおうち英語に積極的に取り入れてみてくださいね。
次回はORCの学習記録を見ることができるマンスリーレポートについて解説します。
Have a nice weekend 😀