私、ナマケモノ先生について
投稿日:2022年7月18日
Hi everyone! ナマケモノ先生です。
はてなブログによると、昨日でブログ開設から6ヶ月が経ったそうです。
ブログをはじめてからというもの自己紹介もまともにせずに更新してきたので、半年という節目で、ちょっとだけ自分のことについてお話したいなと思います。
ナマケモノ先生って何者?!
Nakamura Shirayuri English Schoolに在籍されている方の中にはすでに私を知っている人も多いですが、私は前述のスクールで幼稚園児と小中学生に英語を教えたり、カリキュラム・教材研究などを主な仕事としています。
父が英語圏(アイルランド)の出身で、幼いころからずっと英語を勉強してきたので英語はほぼネイティブレベルです。
ですが21歳になるまで日本以外の国に住んだことはなかったし、インターナショナルスクールなどとは無縁だった私にとって「ハーフ=英語ペラペラ」という世間から貼られるレッテルがとにかく嫌いでした。
私が今のレベルまで英語力を伸ばすことができたのは、私の両親の懸命なサポートと自分自身の努力の結果であり、DNAでも自然な成り行きでもありません。
今でこそ情報化が進み、日本生まれ日本育ちのお子さんでも英語が上手になるノウハウが少しずつ知られ始めていますが、私が子どものころは今ほど情報があったわけではありません。
ネットで簡単に英語教材を購入できるわけでもなかったし、YouTubeや言語学習アプリもあったわけでもない。
回りに似たような境遇の子もいませんでしたから、私の両親はとにかく手探りで私に英語を学ばせていました。
幸い私は英語がいつか自分の役に立つものなのだということを小さいころから実感できる環境にいたため、勉強がツラくてもなんとか英語学習を継続することができましたが、英語を学ぶ子どもたちが「英語なんかもう嫌だ!」と思う気持ちは痛いほどわかります。
小学生の頃は毎晩家で英語のワークブックをやらされたり、アニメを見るなら英語音声じゃなきゃ見ちゃダメ!なんて言われたりして、よく親とケンカをしたものです。。懐かしい^^;
私の英語学習における転機
ところが、あれだけ努力したにも関わらず小学生のころの私の英語力は今の私の生徒さんたちよりもずっと低かったです。
(小学生のうちに英検2級を!と声高に言っている当の私は、中学に入るまで英検2級は受かりませんでした^^;)
中高では帰国子女向けの英語クラスに入ったのですが、今振り返るとよくあの英語力でそのクラスに受かったなあというレベル。
アメリカやイギリス帰りの帰国子女のクラスメイト達と一緒に授業を受けるようになったことで、自分の英語力の低さにショックを受けました。
あの6年間でどれだけ英語の勉強をしたことか!
スタート地点で遅れをとっていた私は、とにかく他のみんなに置いて行かれないよう必死でした。
言語学習には効率的な方法があることを知った
でも、私が当時実践していた勉強法は精読!暗記!とにかく勉強!の「根性論」。
その後大学の教職課程の一環で言語習得論を学んだとき、自分の英語の学び方が全く効率的ではなかったことを思い知らされたときは涙が出る思いでした。
日本語と英語は言語構造的にとてもかけ離れた言語です。
つまり英語が国際共通語であるかぎり、日本人はものすごい時間をかけて勉強しなければいけないので、他の非ネイティブに比べて圧倒的に不利な状況にいるわけです。
それなのに、効率的な勉強法がまだまだ浸透していないこの現状・・・
ブログをはじめた理由
なんとかしてもっと多くの日本人に言語習得についての知識を持ってもらいたい。
さらに欲を言えば大人の皆さんにも「英語、もう一度勉強しようかな?」と思ってもらいたい。
だから私はこのブログを始めました。
そして皆さんにはナマケモノのようになってほしいという意味を込めてナマケモノ先生と名乗ることにしました。
ご存知ですか?ナマケモノって努力をしない動物だと勘違いされていますが、実は無駄なことにはエネルギーを使わない、エネルギー効率の高い動物なんです。
非常に温厚で争うことはせず、自分のペースで種のサバイバルという戦いに力を発揮しているナマケモノ。
そんなナマケモノのように他者と競わずマイペースに、しかし効率的に英語を学び、そこで培った言語力を使って豊かな人生を送ることができたら素敵ですよね。
英語が分かるようになると見える世界が変わります。その英語を習得するには効率的な学び方があります。
次の世代の子どもたちが学習効果の高い英語教育法を体現し、英語力の高い日本人が増えるサイクルが形成されれば日本人の英語力の底上げに、さらには国際社会における日本の発展につながると私は信じています。
当スクールに通っているかどうかに関係なく、すべての英語教育に関わる人にとって有益な英語の学習法について、今後も発信していければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました ^^