画像

ブログ

小学校進学間近!今だからこそ始めたい英語学習法

Hi everyone! ナマケモノ先生です。
3月も中旬となり、卒園・卒業の季節となりましたね。
当園のイマージョンプログラムに参加していた子どもたちは、1、2年の間英語にどっぷり浸かった生活を送ってきましたが、そんな生活も卒園を機に一気に変わります。
小学校に進学すると英語にかけられる時間がどっと減ってしまうので、せっかく伸びてきた英語力もここで急に鈍化します。
そこで今回は、小学校進学を意識しつつ今からでもできる英語学習についてお話させていただきたいと思います。

小学校生活にも役立つ英語学習その①「英語音読」

小学校に上がると「宿題」が出るのが、幼稚園・保育園との一番の違いかと思います。
小学1年生の宿題のなかでも多くの小学校で出されるのが「音読」です。
これを、3月のうちから英語絵本を使って実践してみましょう。
当園のイマージョンのお子さんはOxford Reading Clubのアカウントをお持ちですので、ORCで読んでいる本を上手に活用して音読してみてください。
声に出して読む「音読」は、頭の中で理解しながら静かに読む「黙読」と違ってアウトプット力が高まります。
発音の練習だけでなく、自然なイントネーションなどを身に付けるのに音読はとても効果的なんです。
ORCでは読み方が分からない単語はクリックすれば発音を教えてくれますし、モデル音源を再生しながら一緒に読むシャドーイング練習もできるので、リーディングに自信がないお子さんにもお勧めです。
私のおススメの音読練習法は、ミニ発表会のように家族みんなの前で発表するやり方です。
人前だと俄然やる気が出ますし、拍手をもらえると達成感も味わえるので、ぜひともお子さんの練習に付き添ってあげてくださいね。
ちなみに、イングリッシュスクールの小学1年生の宿題にも英語音読の宿題があります。
大きな声で本を一冊音読して、クラスルームにあるリーディングチャートにステッカーを貼ろう!というもので、ステッカー欲しさに毎週何冊も読んできてくれる子も。
今のうちから習慣づけが出来ると、スクールの宿題はもちろん、学校で出される日本語の音読も抵抗なくできるようになりますので、ぜひ今日から始めてみてくださいね。

小学校生活にも役立つ英語学習その②「英文書き写し」

保育園・幼稚園では日本語・英語ともにあまり重要視されないのに、小学校に入ると急にできることが求められるのが「書く力」。
計算ドリルやひらがなドリルなどの宿題は、入園直後から出されますよね。
イマージョン生は年長さんの時から少しずつ英語のライティングの練習をしてきているので、鉛筆を持つのには慣れていますし、この段階でアルファベットが書けないというお子さんの方が少ないと思います。
それでも「b」と「d」、「p」と「q」の書き間違いなどはよく見受けられます。
もしお子さんのアルファベットがまだ完ぺきではない場合は、3月中にアルファベットを書く練習をしてみましょう。
アルファベットは大丈夫そう、という場合は、ぜひ英文の書き写しに挑戦してみてください。
こちらも、先ほどお話しした英語絵本を使います。
自力で読み切った絵本の中から自分の気に入ったページを1ページ選び、ノートにそのまま文章を書き写す」というものです。
「書き写すだけでライティング力が伸びるの?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、英文の模写は正しい文法や自然な表現を身に付けるのにとても効果的
特に子ども向けに書かれた文はシンプルなので、書き写す過程で使用頻度の高い文構造や単語の使い方に気づきやすいんです。
駆け出しの新聞記者がライティングのスキルを上げるために社説やコラムの文を模写するトレーニングを積むのと同じ原理ですね。
ちなみに、ライティングは4技能の中でも一番最後に身に付く力だと言われています。
スピーキングは、耳で聞いて蓄積した知識をアウトプットする能力であるのに対し、ライティングは読んで蓄積された知識をアウトプットする力です。
たくさん読んでたくさん書くことでライティング力はぐんぐん伸びていきますので、リーディングだけでは物足りない!というお子さんはぜひとも英文書き写しにも挑戦してみてくださいね 🙂

小学校進学に向けて

小学校進学を目の前にしてワクワクのお子さん、緊張しているお子さんと様々いらっしゃると思います。
どちらにせよ、進学を機にお子さんの生活はガラリと変わりますので、急な変化に動じないためにも、ぜひとも今回ご紹介した学習法を取り入れてみてくださいね。
皆さんの新生活が上手くいきますよう、私たちも陰ながら応援しております!
We wish you all the best in your future endeavors!
それでは、see you next time 🙂