これはカンタン!効果的な英語のかけ流しの方法
投稿日:2022年2月24日
前回の記事で、幼児期の英語かけ流しは効果があるとお話ししました。
今回は実際にどのような方法でやると効果的かをご紹介します。
(※こちらは船津徹さんの著書『世界で活躍する子の<英語力>の育て方』や鹿田昌美さんの『「自宅だけ」でここまでできる「子ども英語」超自習法』をもとに記述しています。詳しくは本の方をご覧くださいね。)
ルールその1: 子どもが気づかないくらい小さな音量で流す
聞き流しの第一原則として、「勉強感覚で取り組まない」ということがあります。
子どもにとって気にならない程度のBGMとして流し、英語が流れていることを意識させないことが重要です。
ルールその2: 同じプレイリスト(音源)を繰り返す
同じ音源を繰り返しなんて飽きる!と大人は思ってしまいますが、何度も何度も同じ音源を聞くことでフレーズをかたまりとして覚え、やがて発話をするようになります。
アルバムをひたすらリピート再生するようなイメージで流しましょう。
ルールその3: 1日合計1時間程度は行う
毎日継続して1時間程度は流してみましょう。場所は移動中の車内、子どもが遊んでいるとき、食事の時間やお風呂の時間などがいいと思います。毎日決まった時間に流す習慣をつけると、継続して続けられるようになりますよ。
リスニングテストではありませんから、音源に集中する必要は全くありません。おしゃべりしたりリラックスしている空間になんとなーく音が流れているような状態を作りましょう。
ルールその4: 「ほったらかし再生」ができるように設定しよう
今はスマホで何でもできてしまう時代。音楽もスマホから流すことが多いと思います。
ですがスマホを音源にしてしまうと、電話などで使ったりすることができなくなってしまう上、アプリの広告音が入ったり、いつのまに知らないコンテンツが流れていた!なんてことも起こります。
CDの音源がある場合はCDがおすすめですが、それ以外にもパソコンからSpotifyやYouTubeを利用して流す方法もあります。
SpotifyもYouTubeも有料会員であれば広告が入りませんし、決まったプレイリストを無制限で再生することができます。会員登録している人にはおすすめです。
最後に…
子どもは、いろんなところで使われる生活音の中から自分に必要な音を聞き分け、言葉を覚えていきます。決して身構えず、気軽な気持ちで英語を生活音の一部にしてみてくださいね。